初めての恋が婚外恋愛!?

誰にも言えない秘密の恋の覚え書き

はじめての・・・1

告白から2日後の夕方、彼からのLINE。「今日ルーム来る?」「行くよ」
もう、これだけで私の気分は上がる。(きてくれるんだ~(^^))なんて単純な私。
ルーム帰りに来てくれるのは本当に久しぶり。カラオケして、送ってもらう。
これだけで幸せを感じる私。でも、彼は少し違うようで(^^;)
車に乗った途端、キス・・・(私も待ってたけどね)
『これでも結構恥ずかしいんだよ・・・』っていいながら・・・。
『絶対ウソ(笑)』と相手にしない私。(そんなことわかってるから・・)
そして、しばらく車を走らせていく。。。
『口でするのキライって言ってたっけ?』『うん、ってか苦手。下手だし。』
以前にもそんな会話をしたことがあった。
彼は、その一生懸命してくれてることに喜びを感じると。
それはよく覚えていたから。応えてあげたいとは思っていたけど。
まさか、今ですか~?車の中ですけど~!みたいな。
『ダメ?』この微笑みに弱い私。『こういいながらも恥ずかしいんだよ』
(またまた~、ホントに恥ずかしい??)『私だって恥ずかしいよ』
『お願い!』(仕方ないな~)『いいよ!』
言ってしまっていた。今までの私ならそんなこと全力で拒否だったのに。今はただ、彼に喜んでもらいたい、ただそれだけだった。

恋したものの弱み

幸せな気持ちを抱えながら、日々を過ごしていた。
でも、恋ってこんなに苦しいもんなんだと改めて感じる日々。
私はいかに今まで恋をしてこなかったのかわかったよ。
こんな気持ちになったことは今までにないから。
私たちの関係は決して表立って言えるものじゃない。
だから、求め過ぎちゃいけないのはわかっている。
でも、平日私がルームに入る=会おうと思えば会えるって事。
ついつい、そんな考え方をしてしまう。
そんな気持ちがあるから、私はたった2日会えないだけで、心が痛い。
寂しさに苛まれる。少しだっていい。顔を見たいと思う。
私は基本、甘え下手。LINEも苦手。自分からのアプローチは躊躇するタイプ。
普通の恋愛じゃないんだから、余計に気を遣う。『LINEはしてくれていいよ。』
彼はそう言ってくれたけど、やっぱり考えてしまう。
そんな性格が悪循環になって自分自身を苦しめている。そう感じる。
(これは先が思いやられるな・・・)自分自身に苦笑したりする。
(彼はどう思っているのだろう)そしてまた考え込んでしまう。
これが恋してしまったものの弱みなのだろうか??

想いを伝えた日 2

煮え切らない私の態度を察していたのだろう。
彼はそんな話のあとにふと聞いてきたんだ。
『で、今日はどうしたの?』
(だよね、言わなきゃいけないよね・・・)
(私)『えっ?ううん・・・』
『言わなきゃわかんないよ』
『話してみなよ』
もう、恥ずかしがってはいられないなって思った。
だから、思い切って伝えたんだ。
はじめて会った日からとても印象がよかったこと。
好きだって気持ちがあったこと。
そんななかでされたキスはどういう意味なのかわからず戸惑ったこと。だから、今日はこの気持ちをちゃんと伝えなきゃと思ったこと。


黙って聞いていた彼は・・・そのことに答えるかわりに。
『どんなキスだったか覚えてる?』って聞いた。
『うん。』頷く私。
『俺、キライって言うか無理な人には絶対ディープキスはしない』
『ノリや勢いでフレンチとかはしたとしても』
『いやな人の口に舌入れられる?俺は絶対無理』
『今日いろいろ聞きたくないこと話しちゃったなって思ってたけど、そういうのも全部聞いてもらった方がいいと思ったから。今日、定休日って知ってた?よね?』
(私)『知ってた、だって先週ホントは私も話したかったもん。』
『そっか。○○ちゃんが言わなかったら俺が言おうと思ってた。』
(そうなの~!?マジか~)
そりゃそうだよね。私がLINEした時点でわかるよね。
バレバレだったんだよね、私の気持ち。
ちょっぴり損した気分になったけどね、彼が優位にこの恋を進めそうで^^
でも、これからが前途多難かなって思ったりもした。
でも、この気持ちを受け入れてくれたことに感謝しようって思った。
帰りの車の中で、ちゃんとディープキスをくれたのはいうまでもなく^^
幸せな気持ちに包まれた夜でした。

想いを伝えた日 1

その日は仕事しますって言っていたから、
ルームにはとりあえず行かなきゃならなかった。
でも、それどころじゃないわけで。
心臓はバクバクしっぱなしだった。
彼も仕事には気を遣ってくれているのだろう。
私がいつも終わる時間の30分ぐらい前に「下にいるから」ってLINEをくれた。
仕事どころじゃない私は、早々に切り上げて階下に降りていった。


(私)『ごめんね、お休みなのに』
『いいよ、飲みたい気分なの?』
(私)『うん。』
『何飲む?』
(私)『任せるよ』
彼は梅酒を水割りで作ってくれた。
とにかく飲まなきゃ話せないと思っていた私はグラス半分ぐらいを一気にのみほした。


でも、なかなか言い出せない私。
普段と同じような他愛もない会話。でも、彼のことをもっと知りたくて、
いつもよりはつっこんで話聞いたかな。
不倫してた数は私の想像をはるかに超えていた。
(やっぱり遊び慣れてる??)
寂しがり屋ゆえに不倫に走ってしまうこと。
彼はとてつもないかまってちゃんだってこと。(それはわかってはいたけど)
寂しがり屋故かもしれないけど、冷めやすい性格なのかもってこと。
そんなことをわかってしまっても、好きって想いは変わらない自分がいた。

LINE 2

そのあとも彼が店に来ることはなく、また一週間が過ぎた。
今日は店がお休みの日。
私はもちろんルームに行く日。
でも、私はその日の朝から本業そっちのけで悩み迷っていた。
2週間続いているこの気持ちのモヤモヤと心の痛みから解放されたかった。
今日しかないと思っていた。話すならお休みの日。そう決めていた。
でも、そのLINEをする勇気もなく・・・
(いきなりLINEとか不自然かな?いやわかるよね?)
考えを張り巡らせながら1日が終わろうとしていた。
ダメだ、もうルームに行く時間!!
でも、もうこれ以上この気持ちのまま過ごすのは私の心がもたないと
いうのは私自身が一番よくわかっているわけで。
意を決した。
「今日、お店に飲みに来たりしない??」これが精一杯だった。
彼からの返信は「何で?」(何でってきく!?)(どう答えよう・・・)
今考えれば話したいことがある。でよかったのかもしれない。
でも彼に構えられるのがいやで、「今日は飲みたい気分なんだな、でも仕事もあるから。って感じ。」そんな返事をしてしまった。
私の気持ちを知ってか知らずか「わかったよ、あとでいくね。」って返事くれた。
とりあえず、今日会える。進むことが出来るかもしれない。そう思うだけで、
私の心の高鳴りは相当なものになった。