初めての恋が婚外恋愛!?

誰にも言えない秘密の恋の覚え書き

重い空気

カラオケから一週間ほどしたある日。
私はいつものように、仕事帰りにルームへ。
もちろん、彼がいることを期待しながら。
とりあえず、仕事を終えて期待に胸を膨らませながら階下へ。
いつもなら、カラオケの音が聞こえたり、結構賑やかな感じ。
今日はお客さんもいなくて、とっても静か。
『お疲れさま』
(私)『お疲れさま。今日は静かだね。』
彼の雰囲気がいつもと違うのを感じた。
『ちょっといろいろあって、落ちてるんだよね・・・』
(やっぱり、いつもの朗らかな彼じゃない・・・)
そんな彼に戸惑いながら、努めて明るく振る舞ってみた。
(私)『そりゃ、そんな日もあるよ。らしくないじゃん!!』
『そうだよね。。送っていこうか?』
(私)『ありがと。』
(いつも通り、楽しく話せるんだろうか?)
不安を感じながらも、二人の時間を逃す気持ちにはなれず、車に乗り込んだ。。

意味深

カラオケから何日か経ったある日。
いつものように、チャトレ終わりの会話。
カラオケの日のこと。
彼はところどころ記憶が飛んでいるらしく、
当日の様子を私に聞いてくる。


『俺、かなり酔ってたよな?』
(私)『うん、何覚えてる?』
『ママを抱き抱えてステージに立たせたよな?』
(私)『うん、他は?』
『俺、なんかした?』
(私)『ママにチューしてたよ、5回ぐらい。』
『なんとなく、覚えてる…でも○○ちゃん(私のこと)にはしてないよな?』
『うん。』


ここで、お客さんがきて、会話は途切れた。
やっぱり私はそういう対象じゃないんだ…ってその時は思ってた。わざわざしてない確認するなんて。でも、多分違ったんだ。その確認はそういう意味じゃなかったんだ。

悲しい出来事

ママと彼のお店に行く日。
私は会社からいつものように直接行く。
早く着きすぎても鍵あるしね。


案の定私の方が早かったので、鍵をあけ、上には上がらず下のソファーに腰かけて待つ。


しばらくして彼が到着。
『ごめんよ~待った?』
『今、きたとこ。』
『ママももう着くって。』
(連絡とりあってる…)



ほどなくママも到着し、三人でカラオケで盛り上がった。
適度にお酒も入り、とっても楽しかった。
が、見ていられないシーンもたくさん…


酔った彼はかなりママにちょっかいをかけてた。フラフラなママを抱き抱えたり、挙げ句のはてにはチューしてた。


(やっぱり軽い人?仲いいよな二人…)


私はやっぱり恋愛対象じゃないな。
最終かなり気持ちは落ちてしまった日になったんだ。

沈んじゃう心

何週かたった月曜日。
その日お店は暇だった。
客は彼1人。
こんな時に私の嫉妬心はメラメラ燃える。
ママと彼との軽快なやり取りを目の当たりにするから。


そして、その日、話の流れで、お店が休みの日、彼の店に遊びに行こうと言う話になった。彼の店=ルームだよ。(汗)
休めばいいだけだよね?ママは私がチャトレやってること知ってるの?とか考えて頭パニックに。でも、ちょっぴり楽しみだったのは否定できないけど(^^;)

悲しい気持ち

それからというものの、ルームに行くのは私の楽しみになった。
もちろん、彼と話すこと。
ささいな事でも楽しかった。
駅まで送ってもらうこともあった。
でも、かなりエッチに関する話題が多いんだ。でもなんでも話せたんだ。不思議と。


ただ、こんな話、私がチャトレやってる軽い女だと思われてるからだろうなって。
ちょっぴり悲しかった。
だから、この高校生のようなトキメキは封印しなきゃダメなんだろうって。
傷つきたくなかったから。