初めての恋が婚外恋愛!?

誰にも言えない秘密の恋の覚え書き

LINE 3

帰りの電車の中も頭の中はフリーズした状態で
悲しさというか、虚しさが押し寄せていた。
(この気持ち、どうすればいいのか?)
(終わらせるなら、今か?)
(まだ、傷は浅くて済むかも。)
そんな気持ちでいっぱいだった・・・。
放心状態とはまさにこの状態のことで、足元もおぼつかなかったかもしれない。


電車待ちの間に、彼からLINE「今日はありがとう^^」
素直に喜べるわけなかった。きっと、彼は私のこの気持ちには気付いていないのだろう。


私の気持ちはどこかで冷めていたのだろう。
(これは伝えなきゃいけない。このままじゃいけない。
これで終わったらそれまでの人だったんだよ。)
そう言い聞かせてLINEを書いた。


「いいんだよ。
○○くんがしんどいのはわかるよ。でもね、あんなこと言って欲しくなかった。寂しさはいくらでも癒してあげる。たぶん、私達は似た者同士なんだよね。言おうか迷ったけど、私は○○くんと一緒にいたいから。
敢えて言わせてね。」


私にしてはかなりの長文LINE。
勢いで送信ボタンを押す。
しばらくして…


「あれは本当に冗談だよ」って。
(私)「それならいいんだけどね」
「ごめんよ」


心は納得していない。でも
「いいよ、私もちょっとナーバスになってしまってごめんね。」


それでその日のLINEは終わった。


このもやもやした気持ちは私の中で
長い間くすぶることになる・・・。
そして、私の心はどん底におちていく・・・。