初めての恋が婚外恋愛!?

誰にも言えない秘密の恋の覚え書き

思ったよりも…

今月に入った頃、ママに『一応、月曜日と水曜日固定で考えてなぁ。』って言われてた。
だから最近は水曜日も入ってた。
そして、今日はこないだ耳にしていた見たくないであろう現場に出くわしてしまった。
彼が女の子と一緒に店にきたんだ。その人とはどんな関係なのかはよく分からないんだけど。私より若くて、綺麗な人。
私は先週、なんとなくママに聞いていたから覚悟はできていた。
彼は最近、お店にくる回数が激減している。だから、私が水曜日に入っていることを知らなかったはず。めっちゃ驚いていたから。バツ悪そうにしてたし。
その顔見て思わず笑いそうになった、なぜか。
嫌だったけど、普通を装っておしぼりを二人に渡す。
『○○ちゃん、来てたんや…』
『来てたよ~』(めっちゃ焦ってますやん(笑))
会話はそれだけ。詳細話したところで今更だろうし。
あとはママが対応してくれてたから助かった。気にならない訳がない。私は他のお客さんの対応しながら耳はフル回転させていた。
ママ『彼女~?』
彼『違う違う!』って会話は聞こえた。
『うん』なんて言ったら私その場で死亡です。(笑)
それにしてもとっても楽しそうにしてたよ。イライラしたわ。
私は一切彼に視線を向けなかった。向けることができなかった。


ただ、不幸中の幸いだったこと。
私が対応していたお客さんがこの間、めちゃくちゃほめて下さった例の紳士だったこと。
今日も彼が来る前からこられていて、そこそこ話も盛り上がっていたから。彼が来てからもその方との会話を楽しめたから。
彼の事を必要以上に気にしなくて済んだんだ。
ここで私の中のイタズラ心がうずく。
たいした話はしていなかったけど、めちゃくちゃオーバーリアクションで楽しそうに会話しといた。私のささやかな抵抗だよ。少しでも気にしてくれたら。なんて。気にもしてないかもしれないけど。彼の表情が見れなかったから、彼の気持ちはわからないけど。


でもね、まさかの展開になったんだ。
お客さんは彼と彼女と紳士の三人だったのね。そしたら、紳士しばらくして、『今日暇だから、こっち座ったら?』
っていつもの紳士ぶりを発揮してくれた。
『いいんですか~?』とママに断るとママはOKサイン、紳士の隣に座ることになった。
その一つ開けて隣には彼がいたんだけど…。
その後の紳士との会話はさらに弾む。
私は彼に背を向ける形でさらに楽しそうな演技をする(実際楽しかったんだけど。)
紳士は最近、ママと私の前では割とエロトーク全開になるんだよね。
今日もちょっと入ってたかな~(^^;
それにもわざとオーバーリアクション(笑)
彼はいつものようにカラオケしてたけど、それも話に夢中な振りでガン無視。


でも凄くうっとうしかったのは、連れてきた彼女にお店に入れ的な事を話してたこと。
実際、そうはならないかもしれないけど、ノリで話してただけかもしれないけど。めちゃくちゃイライラ💥
でも紳士との会話にできるだけ集中してた、でも隣の会話は気になってしまう訳で。
すると隣で聞こえたんだ、私の名前。するとママが『○○ちゃん、彼女が35ぐらいに見えるって言ってくれてるで~(^^;』って。話しないわけにはいかないから、満面の笑みで彼女に向かって『ありがとうございます!』って。本音は(どうもお世辞をありがとうございます)ぐらいのひねくれた気持ちだったけど。
『じゃあ実年齢は内緒で』って言ったら
ママ『私は言ってないけど、○○クンがばらしてたで~』って。その時点でイラッ❗
さらに追い打ちをかけるように『見えんやろ~』って言ったんだよ。キレた。今日はお客さんだけど、『それ言う?』って思わず言っちゃった。
しばらく間を開けていつもの笑顔で『ごめん!』って言っていたけど。許さないから!


私が一番願っていたことは、私が帰るまで紳士がどうか帰らないようにってこと。
紳士帰っちゃったら、イヤでも彼らのところにいなきゃいけないじゃない。
それだけはどうしても避けたかった。


幸いにも、話が弾んだおかげで私がいつも帰る時間を10分ほど過ぎるまで
私も紳士も時間に気付かなかった。
ママに『○○ちゃん、あと30分いる?』って声かけられて気付いた。
紳士『もう、そんな時間!そろそろオレも帰ろうかなぁ』って。
その言葉を聞いて焦った私。
(帰らなきゃ!!)『電車のタイミング悪いから帰ります。』って。
月曜日も遅くて、午前様になっていたから今日はホントにヤバかったし。
ママ『わかった、紳士と一緒に出たらいいわ。』って。
『じゃあそうさせて貰います!』よかった~。紳士と一緒に出られるなら
わざわざ彼のところに挨拶にも行かなくていいし!一石二鳥(^^)
それで、一緒に無事帰れました。
そのやりとりの一部始終を彼はどう思っていたかはわからない。
少しでもモヤモヤしてくれたらいいけど。そんな気持ちはないのかな?ないだろうな。


今日のことに関する説明はきっと彼の口からはないと思う。
いい訳がましいことは言わない人だから。
彼も予想外の出来事だっただろうし。私にLINEなんて出来ないだろう。
私はもちろん聞きたいけど。でも問い詰める気はない。
こわくて聞けないのが正直な気持ち。
次に店に行けばママがいろいろ聞かせてくれるだろうと期待しながら。
モヤモヤはするけど。思ったほど落ちてはいない。
決して気分のいいものではなかったけれど。なるようにしかならないだろうと思うし。
ひとつだけ、安堵したのは彼女の年齢。
彼から以前に聞いたことがある。『姪っ子より若い子はそういう(不倫)対象にならない』その年齢より若かったこと。唯一の救い。


厄介なオトコを好きになってしまったな、私。(泣)