初めての恋が婚外恋愛!?

誰にも言えない秘密の恋の覚え書き

LINE 1

お店の休みの日はいつも半ば気楽にルームにきて、チャットしてた。誰もいないから。

会えない1週間があけてから、最初の定休日の夕方。彼からのLINE。「今日ルーム来ますか?」私の心は躍った。

私も同じ事を考えていたから。話すなら、休みの日にゆっくり話したかったから。

私の今の気持ちを彼に伝えたかったから。

でも、私はあきらめていた。その日は子供の事で、どうしても休まなきゃならなかったから。(どうして、今日なの~。でも会えない)

私は自分の意に反したLINEを返すしかなかった。「今日はチビの用事で休ませてもらうの。」「わかったよ~」

彼の真意はなんだったのだろう?

でも、避けられてたんじゃなかった。

そんな思いだけで救われた気がしてた。

会えない…

その日を境に彼は私の仕事の終わる時間にルームにいることはなかった。
私の会いたい気持ちは心の中で、悲鳴をあげていた。それと同時に私の不安は膨らむばかり。何度かLINEはあった。でも、「仕事頑張って」っていう業務的なもの。
ますます、不安は募っていった。
(やっぱり誰でもよかったの?バカにされてるのかな?)
私は彼への不信感を拭えなかった。でも好きな気持ちは抑えることはできず、溢れるばかりだった。こんな苦しい気持ち、はじめてだった…

乱れる心

家に帰っても胸の高鳴りはおさまらなかったのは言うまでもない。
思い出しては余韻に浸っていた。
でも時間が経つごとに私の脳は冷静になり、考えこむようになった。
あのキスは遊び?寂しかっただけ?
勢い?負の理由しか浮かばなかった…。
付き合ってもない女にキスできる男?
遊ばれてる?負の連鎖は止まらなかった….
話している印象では女遊びが過ぎる感じなんだな。
不倫もかなり経験してるみたいだし。
人当たりがいいから、もてると思うんだよ。
(私もまんまと彼の虜になってしまったからね)
そんな考えをしだすと、不安しか頭の中に残らなかった。

はじめてのkiss 2

赤信号のたぶん短い間の出来事なんだけど、

私はとても満たされた。

でも恥ずかしくて、うつ向いた私。そんな私に

『ありがとう、めっちゃ上がった(笑)』

って微笑む彼。

あまりにも突然で心の準備もなかったけど、

いいようのない幸せ感でいっぱいだった。


さらに私に追いうちをかける彼…

『いつかでいいから、抱かせて欲しい…』


(私)『…』

何も言えなかった。

抱かれたいって思っているのに…

(抱かせてって?どう受け止めればいいんだろう?)

嬉しさと戸惑いが入り交じっていた…

はじめてのkiss

走り出した車の中で、なんとか平静を装って
『寂しい時なんて、誰にでもあるものだよ。』とか、『私だって落ちるときあるし。』少しでも明るくなってくれればと必死に言葉を探していた。


彼もなんとか普通に話していたけど、ポツリと言ったんだ・・・『すぐに(気分が)上がる方法あるんだけどな』

(私)『なになに~?』『○○ちゃんがおっぱい見せてくれたら(笑)』

(私)『何馬鹿なこといってんの~!!』
『じゃあ、落ちたままで(笑)』

(えっ!? どういう意味!? 冗談!?)

軽く流そうとした。何が何だかわからなかった。『結構マジで言ってるんだけど・・・』(私)『そんなことで上がる?』『O型なんて単純だから、何かいいことあったら一瞬であがるよ』


もう心臓の鼓動を止められなかった・・・どうしていいかわからなかった・・・決して、言われたことがいやだったんじゃない。私をそういう対象だって思ってくれていたんだってこと。そのことに動揺した。


『じゃあチューして(笑)』『お願い!!』可愛く手を合わせてお願いのポーズ。もう、私の思考がついていかない・・・まさか彼からそんなこと、言われると思ってもいなかったから。

(私)『ホントにそんなことで上がるの??』『あがる、絶対上がる!』(マジで!?どうすればいいの??)頭パニックになってる私。すると・・・信号待ちで・・・ついに・・・彼は顔を近づけてきたんだ・・私は目を閉じた。二人の唇は重なった・・・

柔らかい彼の唇に吸い込まれていった、私の心。すると彼は舌も絡ませてきたの…

驚いたけど、もちろん受け入れてた。